
今年の仕事納めは12月24日でした。
写真は教室のキッチンの窓。
クリスマスらしさはないけれど、クリスマスらしくて。
とても好きです。
25日は一日遊んで、26日から通常運転。
レッスンはありませんが、自分の勉強と事務作業は行っています。
この一年間はずっと走り続けていた感じだったので、
家の大掃除も少しずつしてみたり。
そんなことをしていたら、いつも考える時間がなかったことについても、
考えるようになりました。
それは断捨離について。
以前にも書いたかもしれませんが、
ここ数年、物を捨てる断捨離ともに、物ではない断捨離を自然としてきました。
それは‘してきました’というより‘せざるを得なかった’こと。
自分の時間というのが大幅に減り、今までとは違う形で仕事を始めたこの4年間。
それまでやってきたことの中でも、
極端に言うと‘やらなくては生きていけないことだけ’をやってきた気がします。
またまた言い換えると、それしかできなかったんですね。
ご飯を作り、食べ、食べてもらい、片付けて。
掃除をして、洗濯をして、お風呂に入って、寝て。
the 家事 + 息子 + 仕事 + 勉強 。
もちろんたまには家族で遊びにいったりもしたけれど、
日々をしめるのはこのシンプルな要素。
最も忙しかった時に気がついたのは、
狭い家の中でも通らない道があるということ。
その道筋に置いているものは、日々使っていないんですね。
驚きでした。ほんと、コンパクトに暮らせるんやなと。
それはイギリスにリュックひとつで行って暮らした経験からも
分かっていたつもりでしたが、
あれから何年もたち、やっぱりワタシもいろんなものを持ちすぎていたんですね。
ただ、どうしてももう一度取り戻したいこともあります。
そのひとつが映画を観ること。
ワタシからなにか作り出せるとしたら、
それは単に編み物の世界からではなく、
映画を観たり、音楽を聴いたり、
そういう異なる世界を経由して生まれてくるのだとずっと思っていました。
それができなくなってしまった。
そして見えてきたのは、やっぱりもう一度、それを生活に戻したい。
削ぎ落とした生活から見えたもの。大事なものです。
好きな仕事をして、家族がいて、さらに好きなことをしたい。
わがままと言われるかもしれません。
でも、ワタシは全部取りにいきたい。そう思います。
まあ、上手にはできそうにないですが、
えっちらおっちらでも、来年は今年よりも。
そう思いながら、家の中をうろうろと、
とりあえず道すがら、
いらないものをぽいぽいと捨てている2016年年末であります。
そうそう、ブログももっと書きたいんです。
文章を書くのも、とても好き。
あと、運動もしたい。
きりがないですね(笑)。